子どもが大きくなったとき、グローバル化が更に進み、AIやITテクノロジーが進化して共存している時代に、一体どんなくらしをしてどんな仕事をしているのか気になります。
そして今親が子どもにできることは何なのか?そのヒント(というか答え)が書かれている本のご紹介です。
「学校教育がガラッと変わるから、親が知るべき今から始める子どもの学び」山口たく
2020年教育改革で根本的に大学入試がどのように変わるのか、またそれにより高校、中学校、小学校はどのような学びを行えばよいか、詳しく書かれています。
そして、これからの子供たちが身につけるべき7つの未来型スキルの詳細と、そのスキルを家庭でどのように育成してくのか、具体的な手法が分かります。
個人的に気になっていた、アクティブラーニングや国際バカロレア、海外留学についての情報もあり、新しい勉強方法はお金がかかりそうだなぁと思っていましたが、仕組みを上手く利用すれば、詰め込み教育にかける費用を新しいスキル発掘に活かせると気付けました。
国際バカロレアについては、こちらに関連記事があります。
著者の山口たくさんは、お子さんが小学校のころニュージーランドへ移住し、海外の多様性をや個性を大事にする教育を実践されているとのことで、うらやましいです!
7つの未来型スキルとは?
本書であげられている7つのスキルと下記であり、自己肯定スキルが一番基礎となり、上から順に習得していくと良いそうです。
- 自己肯定スキル
- 創造的発見スキル
- 論理的本質思考スキル
- 分析的判断スキル
- テクノロジリテラシスキル
- 自己表現スキル
- グローバールコミュニケーション力
図でまとめるとこんな感じでしょうか?→の順に育てていくと良い。
最近の保育園では、プログラミングや英語、モンテッソーリなどを教えていますよ。という園が増えてきました。チラシとかよく入っています。
英語は、、、グローバルコミュニケーション力
プログラミングは、、、論理的本質思考スキル、分析的判断スキル、テクノロジリテラシスキル
で必要なんだろうなと思います。
パパママの頭を切り替えることが大事
この本によると、例えばYoutubeはとても良い教材になる。
パパママからすると、ぼーっと動画を見させているだけになるので出来るだけ触らせたくない気持ちの方が強いです。
しかし、動画を見る側ではなく、チャンネルを作って動画を配信する側(つくる側)にさせることで、テクノロジースキルを習得、またSNSでコミュニティを形成するスキルも身につくという一石二鳥のツールとなり得ます。
ゲームにしてもそうで、ゲームをプレイするばかりでなく、ゲームを作ってみよう!やってみよう!という気持ちにさせることが大事だなと思いました。
海外の教育事情
今海外の学校ではテクノロジーがかなり浸透しておりWifiも普及しているそう。
著者のお子さんが通っていたニュージーランドの小学校ではスマホやPCなどの個人デバイス持参を推奨、宿題やデータ共有はオンラインで。という徹底ぶりです。
日本の企業でもまだBYOD(Bring Your Own Device)を導入しているところは少ないのではないでしょうか。私の会社でもセキュリティ面で導入未実施です。(早く大人が意識を変えていかなければいけないと反省です。。)
この本を読むと子どもに留学させてあげたい気持ちが高まります。。
留学については、政府による留学支援プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN!」に詳しく記載があります。
高校生の下記のキャンペーンだと、返金不要の奨学金が給付されるそうです!是非このような支援制度をうまく利用して、留学させてあげたいものですね!(子どもの意思を尊重しなきゃですが、、)
まとめ
親にとっては、有益な情報しか書かれていないおすすめの本でした!手元にずっと置いておいて、バイブルにしたいと思います!
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