プログラミングスクールでたくさんの子どもたちと遊びを通して学び、作品を制作するようになりました。
その中でどのように声かけし、よりその子を伸ばしていけるのか模索してる中で、とても良い本に出会ったのでご紹介します^^
本書の中で、すぐにでも出来る「大人のための6つのやくそく」という部分がスクールでも家でも実践できそうで良いです。
大人のための6つのやくそく
1.できる限り手を出さない 5.自分の価値観を押し付けない
ゆきらぼプログラミングスクールではViscuitで主に作品を制作したり、STEAMトイやプログラミングトイを使ってゲームをします。
Viscuitで絵をうまく描けないお子さんや、何回もやり直したりして進まないお子さんもたくさんいます。
STEAMトイで問題を解いているときでも、つい大人が「こうしてみたら?」とか「ちがうよ」とか言ってしまったりします。
子どもたちは、自分の力でルールを理解したり、試してみたりしながら、できるようになるものなのに、つい大人の感覚で口出ししちゃいます。
基本的には子どもをよく観察し、本当に手助けが必要な時を見極めてヘルプに入るのが良いようなので、声かけ気をつけていきます!
2.作業に没頭している時は声をかけない
モンテッソーリ教育の書籍や、こちらの本でも出てきていますが、「没頭」や「深い集中」が子どもにとってとても大切で、その経験をした子どもは精神が安定し、自分の頭で考えられる子になる可能性が高いようです。
私の娘6歳は、ViscuitやScratch Jrで作品を制作しているとき、こちらの声が耳に入らない程集中していることがあります。
絵を描いているときや何か工作をしているとき、読書をしているときも全く声が聞こえていない状態になります。。。
ゾーンに入っているような感じでしょうか。
頭の中でああでもないこうでもない、トライ&エラーを繰り返しているようにも思います。
スクールで子どもたちにも深い集中を経験してほしいなぁと思うのですが、45分のレッスンで15分毎に内容を切り替えているので少し厳しいです。
15分毎にInput(絵本やドリルで知識をインプット)、Activity(トイやゲームで体験する)、Output(プログラミングで作品制作)のカリキュラムを行うように設定しているので、なかなか没頭とまではいかないです。(この辺り改善していきたいと思います)
3.上手だね、を使わずに認める 4.これは何?と言わない
これは私自身めちゃめちゃ言ってしまっているので、なんとか意識を変えたいです!
大人が自分自身の感じた言葉を言ったり、子どもが説明してきた言葉をリピートして認めてあげるだけで、十分良いコミュニケーションになるそうですので、少しずつ実践していきたいです。
もう1点ありましたが、そこは割愛します。
他にも、、、
大人側の「ねらい」に気づかせないようにする
他印象に残ったのが、こどもが大人側の「ねらい」に気づいてしまうと、あそびでも表現でもない、大人を喜ばせるためのゲームになりさがってしまう。という指摘が、、、
これはレッスンの中でもすごく感じます。
はじめ子どもたちが興味津々で遊んでいたゲームでも、大人が正解に近づくように、間違わないように「ちがうよ!」「そっちじゃないんじゃない?」など繰り返していると、次第にやらされ感が出てくるのか、興味を失う子が確実に出てきます。
講師も親も本気で子どもたちと遊び、子どもが間違ってもその間違いに自ら気付けるような働きかけをしていけるとベストなのかなと思いました。
それが、何ヶ月かかかっても、自ら気づいた、学んだという経験が、これからの子どもたちに必要なのではないかと改めて思いました。
ご紹介したのは本書のほんの一部なので、気になる方は是非書籍を読んでみてくださいね!
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