幼児(未就学児)向けのプログラミングに関する絵本がないものかと探していたところ、良さそうな絵本「ルビィのぼうけん」を見つけましたのでレビューします。
どんなおはなし?
主人公のルビィがプログラミングやコンピュータの概念を知る旅に出るおはなしです。
プログラミングのコードを書く絵本ではないので注意です。
ルビィのぼうけんのおはなしは以下4つのパートで構成されています。
- ルビィと友だち(登場人物紹介)
- ルビィのぼうけんのお話
- アクティビティ(れんしゅうもんだい)
- 用語集
登場人物
登場人物がITやプログラミングに関する名前なので、少しかじっている人は見ただけでワクワクしちゃいます。名前について少しだけ解説します。
ルビィ
主人公の女の子。英語ではRuby。Rubyはプログラミング言語のひとつ。
Ruby(ルビー)は、まつもとゆきひろ(通称 Matz)により開発されたオブジェクト指向スクリプト言語であり、スクリプト言語が用いられてきた領域でのオブジェクト指向プログラミングを実現する。 また日本で開発されたプログラミング言語としては初めて国際電気標準会議で国際規格に認証された事例となった[4]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Ruby
ペンギンたち
ペンギンはLinuxというOSのマスコットキャラクター。OSはMacやWindowsといったパソコン上でいろいろなアプリを動かす基盤となるシステムのこと。
Linux(リナックス、他の読みは後述)とは、Unix系オペレーティングシステムカーネルであるLinuxカーネル、およびそれをカーネルとして周辺を整備したシステムである(GNU/Linuxシステムも参照)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Linux
ジャンゴ
英語でDjango。ジャンゴの近くにはPython(ヘビ)もでてきます^^
Django(ジャンゴ)は、Pythonで実装されたWebアプリケーションフレームワーク。 model-view-controller デザインパターンに緩やかに従う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Django
雪ひょう
雪ひょう?最初読んだときは気づかなかったですが、英語で「Snow Leopard」。Appleが開発したMac OS X のことでした。きょうみがあることに「禅、ヨガ」って書いてありますが、これはスティーブ・ジョブス氏の趣味でもありますね。
Mac OS X v10.6 Snow Leopard(マック オーエス テン バージョンじってんろく スノーレパード[1])は、アップルが開発した、Mac OS Xの7番目のバージョンである。バージョンナンバーは10.6。愛称は、コードネームでもある“Snow Leopard”(スノーレパード)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Mac_OS_X_v10.6
ロボットたち
Androidのマスコット。
Android(アンドロイド)は、Googleが開発したモバイルオペレーティングシステムである[2]。L
https://ja.wikipedia.org/wiki/Android
きつねたち
ブラウザのひとつであるFirefox。日本のプログラマやエンジニアは「きつね」とか「きつねさん」とか呼ぶ人もいます。
Mozilla Firefox(モジラ・ファイアーフォックス[10])は、Mozilla Foundationおよびその傘下のMozilla Corporationによって開発されているフリーかつオープンソースのウェブブラウザである[11]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Mozilla_Firefox
絵本の内容
えほんの内容は、ルビィがお父さんの手紙をヒントに、宝石を見つける旅にでます。その旅の中でいろんなともだちに出会い、ITやプログラミングに関する知識や概念に触れ学んでいきます。
日本語に翻訳しているせいか、プログラミングに関することがらなのか少し分からない部分もありますが、5歳の娘は気に入ったようでした。英語版も読んでみたいです。
アクティビティ(れんしゅうもんだい)
娘はやりたいやりたい〜!と大興奮で取り組みました。
紙でノートPCを作成しました。MacもLinuxもアンドロイドもWindowsのロゴも入ってとても良い!平和なPCが出来上がりました。
デスクトップにはママとおそろいショートカットを配置し、キーボードを貼り付けました。
PC内部もすごいかわいい!
HDDもファンもROMもRAMもありますよ。
娘も分からないなりにこれなぁに〜?と聞いてくるので、PCの中にはね、メモリやHDDがあって脳みそみたいなもんだよ〜と教えてあげました。
ファンは熱くなったらPCに風を送って冷やすんだよ〜汗かくのと一緒だねぇ〜と言うとへぇぇ〜と納得していました。
私のラズベリーパイを見せて、これがCPUだよ〜と本物を見せてあげると目がキラキラ〜っとなりました!
こちらはリモコンの中身。リモコンの緑ボタンが押されたら、テレビがつく命令が実行されるんだよ!
実行するのは左の小さいメモリやRAMやらROMくんだよ〜と言うと嬉しそうでした。
PCやリモコンの中に小さい機械のパーツが入っていて、それが順番に人間が命令した内容を実行してくれているということを理解したようです。
小さいうちにこういったテクノロジーの仕組みに触れるきっかけを与えてくれる良い本だなと思います。
是非親子で読んでみてくださいね!
その後、5歳娘が突如本物のキーボードに興味を持ちタイピングに挑戦したい!ということで、ルビィのれんしゅうもんだいを使ってチャレンジしました。
↓詳しくはこちら^^
↓ルビィのぼうけん特設サイトもあります。
↓ここからアクティビティのプリントをダウンロードすることもできます。
↓シリーズ第2弾(5歳から) こちらもレビューを書いていますので、是非見てくださいね。
↓シリーズ第3弾(5歳から)
↓シリーズ第4段(5歳〜)のレビュー
↓ワークショップスターターキット(6歳から)
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